僕は86世代の日本人だが、ドラゴンボールやワンピースの世界観が脳内に深く浸透している。

これらのアニメを見ていると、多少拡大解釈かもしれないが、自分が進みたい分野を愛し、楽しみ、めちゃくちゃ努力すれば、頂点にいける、というような幻想を抱いてしまう。

さて、話は変わり、世界陸上のマラソンを見てふと思った。

先頭集団、全員アフリカン・アメリカン系やん。

やはり、物理的な身体としての優位性、育った物理的な環境などで、かなり有利なのだろう。

僕は、川内選手が山を走ったりしてハードワークをしていて、さらに日本国内では実績も出しているから世界でも上位にいけると期待していた。しかし、結果は29位。

それでも凄いことなのだが、僕はなぜかここで次のように思った。自分の育ち、身体の特徴、友達、文化、国などから、勝てる見込みのあるところで勝負したほうがいい、と。

冒頭に書いたように、実は僕も痛い人間で、頑張ればスポーツでも、学業でも、仕事でも、どんな分野でも一番になれると思っている。しかし、現実は甘くない。物心がついた段階で、僕らはある状況にいる。その手札の中で戦略的に考えていく必要がある。

もちろん、夢はあきらめちゃいけないが、現実的に考えないと何も始まらない。

そして、さらに重要なことは、手札があって初めてコミットできる夢が現れるのだ。他者とどう違うか、というのが自分の道を開く。

何はさておき、上を向いて前進していこう。